祖父母との思い出を思い出してみると、
会いに行くたびに、よく来たね!
と、笑顔で喜んでいたのを思い出す。
挨拶には厳しくて、身だしなみのことも
よく注意されたりした。
祖父は、竹馬を作ってくれたり、
ブランコを作ってくれたり、
お小遣いもたくさんくれた。
みんなと集まって飲むお酒が大好きで、
酔うと、ニコニコの笑顔になり
歌って踊りだす。
祖母の作る混ぜご飯や、ぼたもちはおいしくて
いつも季節のものを使って料理を作っていた。
毎年、ちまきを作り、年末には餅つき
家族恒例の行事で、祖母が座っているとことは
見たことがないくらい、せかせかと動いていた。
帰る前に、また来るねと挨拶をしたときには、
お互いのほっぺたをくっつけて
スリスリするのが恒例だった。
大人になり、自分が年を重ねた分、
祖父母も年を重ね、か弱くなっていき、
祖父は亡くなった。
今になって子供のころを振り返ると、
たくさんの知恵や知識を教えてもらい、
祖父母からの優しさと愛情をもらい
自分に必要なたくさんの事を与えてくれた。
祖父母がいて、両親がいる。
両親がいて、自分がいる。
生きている間に家族孝行をしよう。
そして自分も祖父母のように未来ある子供たちへ
いろんなことを伝えていける存在になろう!